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2013年8月8日 水素液体化ガス化への疑問
水素ガスは人類究極の燃料だ,と考えている人々もいる。原子力が人類究極のエネルギー,と考えてきたけれど,福島事故で打ちひしがれた。水素に関して,今日の日経の記事では,水素ガスをメチルシクロヘキサン(MCH)の安定した個体,液体かな?で運搬してきて,これを再びガス化する手法が目玉で,千代田化工によると,実用化は近いという。
水素ガスは分離安定して自然界に存在できないから,まず水素ガスを生成した後,それを容易に運搬する方法としてMCHが考えられているわけである。では水素はどうやって分離精製するのか,それには,海水電気分解の副生品として発生する水素,またはメタンを主成分とする天然ガスと水から、触媒を用いた水蒸気改質によって生産する方法が主流とされている。
でも,この話の流れを追うと,少し変だなと思い始める。石油や石炭,天然ガスは掘削すれば燃料として使えるようになるが,水素はその前に,分離精製されなければならない。それでは,電気と水素は同じレベルのものではないか,と言うことになる。即ち,天然ガスから水素ガスを生成するか,天然ガスを炊いて電気を生成するか,同じ行為だということか。
もう少し分かりやすく言えば,水素を生成するために,水素ガスから出てくるエネルギーと同じぐらいのエネルギーを投入しなければならないと言うことだ。水素ガスはクリーンだというけれど,実はクリーンでない炭酸ガスなどは,産油国においてきて,いいものである水素ガスだけを日本に持ち込む,クリーンだ,クリーンだ,と言っているのは日本だけで,中東は困ってしまう。
考えてみれば,中東やインドネシアは,LNGや原油の形で,日本などが炭素をひっくるめて国外に持って行ってくれるので有難い,それが水素ガスになると,日本はいいところだけを持って帰って,ゴミは産油国に捨ててくる,と言うことになる。水素ガスを何とかしたいと考えている人は気にしないが,水素ガスとはそういう種類のものではないか,一人で悩んでいる。
水素を液体化、体積500分の1に 千代田化工建設の新技術を聞く
。問題のポイントは,MCHとして閉じ込められた水素を再び水素ガスの戻す技術で,そのための触媒が耐久性に富み,繰り返し使用出来る点だという。私の関心はMCHに閉じ込めるためのエネルギーだ。記事にも書いているが,水素は分離して存在はせず,そういう意味では電気と同じ,だから天然ガスなどから水素を分離するエネルギーは,十分に小さいのかどうか。
http://s.nikkei.com/15PJxkD
石油の未来:過去の燃料。英誌が石油の未来を論ず。現在日量8900万バレルが2,030年に1億400万バレルに増えると予想されているが,最早過去の予想方法では通じない。デリーや北京の車は果たして,将来需要を支えるのか。このポイントは石油の地政学,即ち,ロシアのプーチンの泥棒政治が支えられなくなり,またサウジアラビアの王室が石油収入で民衆をなだめることが出来ず,シェールガスで米国が中東への関心を失う,そのあとどうなるか。
http://bit.ly/13jjj6
日銀総裁の「面従腹背」で失われた莫大な国富,求められる日銀法改正。この夕刊フジの高橋さんの議論は,我々にはわかりやすいですね。当時の福井総裁が,名目金利を抑えながら期待インフレを上げることは難しい,と言っている。いま,黒田さんもこの点で悩んでいますね。スマホの日経新聞は,株価・円ドル・長期金利がどのように動いていくか,時々刻々と報道しているが,今日は株価は500円以上の大暴落で,大きく円高,ただし金利は下げている。アベノミクスの成否を計る重要な局面ですね。
http://bit.ly/15JsenI
2013年7月27日 野党再編に思う
昨日は炎天の中,新宝塚のオープンゴルフに参加,暑い時は高原に出かけて走り回るほうが,多分に快適ですね。家に帰って冷房の中にいると,足が吊って困りましたが,これは歳のせいではないと思います。40歳ぐらいの時,マレーシでダムサイトを駆け巡り,川で水とともに流れたりして,ジープに拾われ,足が冷房に晒されて,のたうち回る経験をしたことがある。
さて政治ですが,日本の国民を左翼から右翼に向かって線を引くと,多くの人が平べったい正規曲線になると思う。多数派を形成するためには,連続したある一定の部分を包含する範囲を取り込む必要がある。自民党はあれほどの数字を選挙で取ったのだから,内部は相当の範囲でそれぞれの議員の思いが散らばっているに違いない。TPPや沖縄で,党内の軋轢が懸念される。
今,主要な野党である民主,みんな,維新と,野党再編の波に洗われている。自民党に対向する数字を求めるならば,政策の幅はやむを得ない。渡辺さんは,アジェンダの問題,とおっしゃるけれど,野党を結集するためには,政策の幅はやむを得ない。原発で,30年原発ゼロと言っている人と,フェードアウトと言っている人は,多数派形成と言う意味から言えば,差はゼロだ。
それでは,大規模与党と対峙する再編野党の基本政策は何か。私の考えるには,自民党はアベノミクスの名のもとに,相当複雑な政策を余儀なくされている。成長戦略については,殆ど失敗している感じもする。国民の多くは経済の再生が成功することを願っているとしても,自民党の政策は姑息である。この金融緩和などで経済再生が出来るなら,それは言うことがない。
しかし,自民党は,参院選挙を勝つために,拙速な経済政策を投入しており,アベノミクスがうまくいかない可能性が大きい。自民党が経済復興に失敗した時の日本国民のショックは余りにも大きい。もしそうなった場合に,日本経済を救うための政策を投入できる,ある程度大きな野党がどうしても必要である。再編野党は,統治機構改革を含めた抜本策を,その党是とするべき。
アベノミクスが失敗した場合,現在以上の国の債務が残るに違いない。統治機構がこのままでは,年度予算90兆円の枠を半分にせよ,と言っても不可能である。とにかく一度,日本をガラガラポンして,新しい政治制度のもとで,新たな出発を計るべきだ。国鉄の民営化の時も,膨大な赤字をガラガラポンした経験があるから,再編野党はここに政策の基本を置くべきだ。
再編野党の記事を読んでいると,リーダーの問題とともに,溜まりに溜まった政治資金がある。民主党のゴタゴタも,100億円も積み上がった政治資金をどうするか,それが頭にあり,管さんも容易に党を離れられないのであろう。党の離合集散の時に党のお金を持って行ってしまう能力に長けていたのは小沢さんだ。前回選挙で滋賀県知事を恫喝して,8億円を持って逃げた。
リーダーの問題だが,橋下さんのような柄の悪い野人を持ってくるか,細川さんのような貴族的な人を持ってくるか,野党の議員は十分に考えてほしい。海外対応にも一定の能力を持つカリスマのある人,誰がよいかな。日産はゴーンを持ってきて大成功だが,キーン
ドナルド教授はどうであろうか,またはキャロライン・ケネディさんとか。マッカーサーはもういないか。
2013年7月25日 メタンハイドレートは日本を救うか
野党の幹部の間で動きが激しい。それを尻目に安倍首相は悠々,ASEANへの旅に出発した。今回の安倍外遊ではフィリッピンが一つの鍵であろう。最近になってフィリッピン経済の好調が目を引いている。海外の投資環境としては比較的に環境が整っているということだろう。そこに中国との間に領海問題が厳しく横たわっており,安全保障の面でも,日本との連携が期待されている。
野党の動きに対して,自民の高村副総裁は,政策的にあまり違わない,と言っているが,もし大きな野党が形成された場合は,その基本的な対立軸は,統治機構の問題だろう。安倍政権は,今の統治機構の中で経済活性化と安全保障の強化を図ろうとしている。統治機構の改革に関わっている時間はない,と言いたそうだ。多くの国民は迅速なアベノミクスに期待している。
もしこの自民党の政策への対立軸があるとすれば,姑息な金融緩和や規制緩和だけでは,日本経済は復興できない,官僚制度の改革と統治機構の改革をしなければ,日本経済は再び浮き上がることは出来ないだろう,と考えているのは,維新やみんなの党の政策通の議員たちだろう。だから,アベノミクスの成り行きを静観して,その帰趨によっては,我々が立つ,と言うことだと思う。
次の選挙の2016年までに3年あるわけだが,アベノミクスの行動によって,1000兆を超す日本の負債を吹き飛ばすほどの景気回復が出来るかどうか。米国のレーガン政権の時に,三つ子の赤字と言われて破綻寸前だった財政が,レーガノミクスの景気回復で見事に三つ子の赤字を克服した歴史がある。このかっての米国経済の復活の道筋が,自民党政権にあるかどうかだ。
だから私は野党の皆さんに言いたい。今日も橋下さんが,維新もみんなも民主も,まず党を解体しよう,と叫んでいる。細野さん,江田幹事長なども,野党再編の方向で会談している。その時に,自民党との対立軸は何か,を私の言うように,明確に認識してほしい。アベノミクスが経済回復に失敗した場合,新しい野党は何をやるのか,それは統治機構しかないだろう。
今日はエネルギー改革の大きな期待としてメタンハイドレートが取り上げられている。今後の日本経済を支えるのは,原発なのか,米国のシェール・ガスなのか,メタンハイドレートなのか,或いはそれらの絶妙のコンビネーションなのか,この自民党の3年間の間に,ある程度の進展を期待したい。自民党は6年間はこのアベノミクスで,と言っているけれども。
メタンハイドレートはシェールガス上回る切り札。東洋経済が7月23日付で報じている。政府は1兆円を投じて100年分のエネルギー採掘へ?安倍首相が政策投資銀行の幹部を密かに呼んで,2023年実用化の目標を更に繰り上げると期待されている。千代田化工建設は100億円を投じ、天然ガス/海底原油採掘大手の英エクソダスを買収し、メタンハイドレート開発にはずみをつけた。
http://bit.ly/15h8NzV
「戦う政治家」安倍晋三の実像と虚像。ニューズウイーク7月30日号,日本語版。私には2つのポイント。トルコにおける原子力外交の成功が国内外を驚かせたたことと,歴史認識発言でオバマ政権内での安倍の評判が落ちたが,そこで橋下維新の会代表が,肩代わりして前面に出てきたことか。これは両者の巧妙なタッグプレーで,維新の票は極端に落ちたとはいえ,日本にとっては単なる野党党首の発言として,国際的なダメージが救われた。
2013年7月24日 ニューズウイーク誌の安倍政権
安倍政権が外交的に危なかった時が,「河野談話」の見直しに言及した時だった。中国や韓国の反応は別にして,米政権や米国議会での安倍首相に対する評価は,まるでナチの再現か,と思わせるほどの厳しい反応だった。安倍首相は一瞬にしてこの発言を取り消したが,これは菅官房長官の見事な運動神経のお陰といっていいだろう。それ以上に貢献したのは橋下さんだ。
橋下さんの慰安婦発言に対して,国務省報道官が,まるで汚物を見るような表情で直ちに厳しく批判した。ここで橋下さんが発言を取り消したりせずに,更に議論を展開して延々と自己の主張を,こちらも嫌になるほど,続けた。安倍さんは完全に橋下さんの後ろに回って,いや,安倍政権は橋下さんの見解を取ることはない,と行けシャーシャーとコーナーに逃げ込んだ。
安倍さんと橋下さんの間でどのような会話がかわされたのか分からないが,橋下さんは,「いやー,今回は私が前に出ますよ,弾が飛んできますから,私の後ろで伏せて下さい,何と言っても私は野党党首ですから。」,これに対して安倍さんは,「いやーごめんごめん,今度はよろしく頼むよ,また維新が前に出るようなことがあれば,恩返しするから」,と。
更にニューズウイークが,安倍さんの原子力外交を高く評価していることは,意外といえば意外だ。安倍さんの原子力行脚は広範囲で,アラブ首長国連邦,サウジアラビア,ロシア,フランスなどと広範な協力関係を構築し,更にトルコでは契約を勝ち取った。福島事故を逆手に取っての,強い日本の復活を説き,国際貢献をアピールした,と高く評価している。
「戦う政治家」安倍晋三の実像と虚像。ニューズウイーク7月30日号,日本語版。私には2つのポイント。トルコにおける原子力外交の成功が国内外を驚かせたたことと,歴史認識発言でオバマ政権内での安倍の評判が落ちたが,そこで橋下維新の会代表が,肩代わりして前面に出てきたことか。これは両者の巧妙なタッグプレーで,維新の票は極端に落ちたとはいえ,日本にとっては単なる野党党首の発言として,国際的なダメージが救われた。
安倍政権、中韓“反日タッグ”分断に「世界地図を俯瞰する外交」を推進。中韓包囲網形成につながる安倍外交に問題があるとすれば,融和策を求めるオバマ政権との距離であろう。中韓分断作戦は,この点からも意味があるかも知れない。しかしこの安倍外交を進めるにあたっての重要な背景となるべきものは,経済力である。全長248メートル、基準排水量1万9500トンで、同時に5機のヘリコプターが発着できるヘリコプター搭載護衛艦などは,かっての空母以上の機能だ。http://bit.ly/16YrF4E
2013年上期貿易赤字,過去最大の4.8兆円,燃料輸入増,円安響く。輸出総額33兆9574億円,輸入総額は9.2%増の38兆8012億円。問題は今後のエネルギー資源の輸入にかかっている。中東からの液化天然ガス(LNG)や原油が大きな影響。この貿易収支の赤字に対外経済収支,海外投資からのリターンを重ねあわせて考えるが,貿易収支の赤字が今後も積み上がるようであれば,当然日本国債の海外保有分に影響を与えかねない。http://bit.ly/133GdCx
2013年7月22日 参院選挙とインドへの原発協力
参院選挙圧勝の安倍政権に対して,米国は歓迎しながらも,何故近隣の中国や韓国と信頼関係を築く努力をしてくれないのか,と批判的な空気もある。クリントン国務長官の時代は,日本支援を一方的に打ち出していたが,ケリーさんに変わってからは,様子が少しおかしい。中国や韓国に対して突っ張っていることが,日米同盟にプラス,と考えるのは間違っているようだ。
欧州の歴史に我々はよく学ぶが,昨日の朝日新聞に出ていた独仏協力部隊の話には,大いにショックを覚えた。パリに進撃してきたナチに対する感情を,ドイツはどのように解消したのだろうか。日韓協力部隊がソウルに進駐している状況が,我々に想像できるだろうか。安倍政権もいろいろ考えているのだろうが,出てくるのは刺激策ばかりである。
中韓とあくまで対立で行くのかどうか,安易な妥協を許さない国民の側も,中国包囲網の形成には拍手を送っているとしても,米国はどうもこの日本の動きに,余り好感を持っていないようだ。特に安倍さんは,インドに対しては思いがある。東京裁判のインド人判事の子孫を訪ねたことも,まだ記憶に新しい。インド自体は,この安倍さんの動きには,好感を持っている。
とにかく,日本の有力企業,三菱重工,日立,東芝が,原発建設に期待を寄せている限り,日本政府はこれを後押しすることが,強い経済を推し進めることに繋がることは間違いないが,数日前の安倍首相に対するインタビューの中で,ベトナムの核廃棄物は日本で処理するのか,と言う質問が飛んだとき,安倍さんに一瞬の怯みがあったような気がしたのは,私だけか。
ベトナムにしてもインドにしても,原発メーカーが進出するにあたっては,周辺環境やレイアウト,温排水など,メーカー以外のノウハウを持つ電力などが参加する必要は,当然あるが,さて核廃棄物はどのように説明されるのか,むしろ日本がその全体サイクルについてある程度の責任を持つ必要があるかもしれない。核廃棄物処理については,もっとIAEAが口を挟むべきだ。
インド 原子力協定進展に期待。5月の首脳会談でその推進を合意しているが,インドとしては対中強行策を取りながらインドへ接近する安倍政権に好感を持っている。今回の参院選挙の安倍勝利で,経済面ばかりでなく安全保障でも期待が大きい。選挙結果が判明すると同時に,期待感を発してきた最初の国はインドであった。
http://bit.ly/118M0pd
米国,安くなったガス,もはや再生可能エネルギーへの「つなぎ」ではないのか。シェール・ガスの台頭によって米国の環境保護運動が混乱に陥っている。本来天然ガスは,環境派にとっての強い味方と思われていたが,余りの急激な増産に新たな環境問題を引き起こしている。シェール・ガスは米国近代史における強大な影響の一つ。2008年以来,ガス33%,オイル46%の伸び。
http://on.wsj.com/1dMTBw0
2013年7月19日 選挙直前の東京市場は大荒れ
デトロイトの惨状は恐ろしいですね。経済が都市破壊をもたらすということは,こういうことなのですね。日本でも,パナソニックやシャープなどが工場を閉じてゆく過程は目にしているが,デトロイトは恐らく20年ぐらいかかってここまで来たのでしょう。都市の行政が何も手を打てなかった,大阪だって,シャッター街を見るときは,これからデトロイトを思い出すことでしょう。
明後日は参議院選挙だから,今日の東京株式市場は選挙直前,最後となるわけで,結果は少なからず影響をあたえるのではないか,と見て言いましたが,久しぶりの暴落です。まだ分からないが,円高に動き,金利も上がってきている。安倍さんとしてはもう一日待って欲しかった所でしょう。デトロイトも,幾らかは影響しているかもしれない。
自民党のエネルギー政策がどうもはっきりしない,これも選挙に影響を与えそうだ。電力改革法案を先送りしたことについて,安倍首相は,国会開会とともに真っ先に成立させます,と約束しながら選挙戦を戦っている。内容を見ると,全て先送りの内容で,成長戦略として,効果があるとはとても思えない。選挙後に国民は再度,議論をして欲しいと思う。
デトロイト破産!自動車の街いまやボロボロ「救急車到着に1時間」「犯罪未解決90%」。小倉智昭が番組冒頭で伝えたのが、自動車の都アメリカ・デトロイト市財政破綻だった。ニューヨーク支局の西橋麻衣子記者も「数時間前から速報で伝えられています」とまさにホットニュースだ。180万都市で110万人もがいなくなるとはどういうことか。その過酷さは想像を絶する。にしても、ヘンリー・
フォードが生きていたら何というだろう。
http://bit.ly/12N1hgo
東証前引け、先物主導で荒れた展開 一時下げ幅395円。今日は参院選挙最後の市場である。株式は更に落ち始めており,本日下げ幅220円を突破している。円高に触れ,長期金利も上げに転じている。午後3時までにどうなるかわからないが,このまま行けば自民票に影響を与える可能性がある。デトロイトの惨状が報じられて,経済破壊が何を意味するかが身にしみる週末となりそうだ。
http://s.nikkei.com/15QmSoP
アセアン歴訪中の「安倍外交」、次はラオス、カンボジア訪問も実現を。宮崎正之さんのブログが取り上げている。参院選挙後に安倍首相はシンガポール、マレーシア、フィリピンで,ASEAN重視への転換外交を進めるが,問題は中国に取り込まれているラオスとカンボジアである。首相は既にこれらの国の訪問をスケジュールに乗せており,いよいよ経済で国内に集中している中国覇権の一角に手を付ける。
安倍政権のエネルギー政策はいったいどうなる!? 日経がその行く先を占っている。選挙後の自民党は,原発再稼働を,地域などの情勢を見ながら開始する態勢にあると思われるが,問題は国会閉会直前の電力改革法案の棚上げである。原発再稼働とこの電力改革は密接な関係がある。原発再稼働が本格化するならば,慌てて電力改革の必要はないが,再稼働が遅れるならば,国民は電気料金の値上げに,心理的について行けない。
http://bit.ly/12WEeMF
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第36期囲碁名人戦七番勝負第1局 ● 山下敬吾本因坊
対 ○井山祐太名人
平成11年9月2日終局 東京椿山荘, 挑戦者が先勝
1日から東京都文京区の椿山荘で打たれていた第36期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)第1局は2日午後7時20分、挑戦者の山下敬吾本因坊が273手までで井山裕太名人に黒番5目半勝ちし、初の名人位獲得へ向け好スタートを切った。持ち時間各8時間のうち、残りは挑戦者、名人とも2分。 第2局は14、15日、京都市左京区の国立京都国際会館で。
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE110908171300492556.shtml#ooid=c4MGFzMjrKZO9z6MafhJ0Y8PcEzMNNVF