Mobile in Bhutan

[HOME] [Country] [Bhutan2] [mobile]


2000年6月10日,ブータンの現況

梶原様 (Kenichirou Kajiwara) より,最近のブータンの通信事情について報告あり,
98年以来,相当の変化があった模様,
梶原様のホームページは次の通り,
http://web.ktarn.or.jp/kurume-u-hp/coara/bhutan.html

「ブータンからのモバイルについての報告がありますが、
昨年6月からブータンでは国営のプロバイダが立ち上がっており、インターネットへ
のアクセスは
快適になっております。

現在ブータン国内ではすべての地域でインターネットへのダイアルアップ接続が可能
であるばかりでなく、
ティンプー・ジャッカル間には64Kですが、専用線接続もあります。

サービス料金は国内均一料金となっています。

現在ティンプー市内には少なくとも3箇所のインターネットカフェがあり
またdruknet でも技術指導をしています。

日本語の読める環境としては Druknet と あと1箇所のカフェ(ドラゴンホテルの
となり)
それにJICA事務所で可能です。

それとジャッカルのNOCでも可能です。

今度いかれたときにはこの環境がやくにたつことでしょう。

                             梶原」


1998年7月7日成田出発,タイ航空にてバンコク乗り継ぎ,ニューデリーへ直行,そこに2泊して,9日ブータン航空にてパロへ,パロからブータンの首都ティンプーで7泊して,再びデリーに帰り,デリーより全日空にて成田へ直行,18日成田帰着。この記録は,成田を出発してから18日後再び成田へ帰ってくるまでのモバイルコンピューターの記録である。


ニューデリにて

今回の問題点は,インドに iPass のアクセスポイントがないことである。モバイラーにとっての問題の国はインドとベトナムである。しかしインドの場合はスピードは遅いが(2400),NIFTY でポピュラーな TYMNET のアクセスポイントがある点,有利である。しかしこの TYMNET をダイヤルアップ接続する方法が分からない。NiftyManager は TYMNET をサポートしていないし,Compuserve の CIM は TYMNET のスクリプトは持っているようだがこれがうまくいかない。仕方なくウィンドウズ付属のハイパーターミナルを使って,昔良くやった主導で NIFTY を読むことにする。TYMNET は繋がったところでO(英語のオー)を打ち込み,name を聞いてきたところで NIFTY と打ち,続いて SVC,ID,パスワードを入れて行くわけで,比較的簡単に NIFTY に入れる。私は普段は OutlookExpress を使用しているが,最近 NIFTY がメール転送した後もメールを残してくれるので,これが大助かり。



ブータンにて

ブータンは本当にプロバイダーというものが何もない,全くないのである,近頃珍しい。ホテルも比較的良いホテルが,ドラゴンホテルとリバービューホテルの二つがあるが,両方とも交換手を通さなければ繋がらない,モバイラーにとってはお手上げの国である。結局,フロントに頼んでコンピューターを下に持って降りて,ファックスの線に繋いで貰い,ストップウッチで時間を計りながら,デリーの TYMNET に繋いだ。それでも橋本首相の退陣のニュースを,これでいち早くキャッチした。


[HOME] [Country] [Bhutan2] [mobile]