モルディブ,マレーのリゾート
Bandoss Resort折角のジャックも繋がっていず
ホテルのエンジニアーを呼んでこうなった次第
1998年4月11日より20日までモルディブ滞在。今回のテーマは,島嶼国家に於けるiPassの使用の問題である。首都マレーの近くのリゾートゾーン,500kmほど南に下がった最南端の果ての島,ガン島からの問題,帰りのスリランカの首都コロンボでのトライアル,GSM携帯電話の普及度,などである。
ヨーロッパ規格のGSM携帯がどのように普及しているか,興味を持って試したが,結局モルディブでは不可能であった。帰りにスリランカのコロンボに立ち寄ったときに試したが,ここは完全に普及範囲内であった。今現在,コロンボのオベロイホテルでこの文章を書いているが,これから夜の11時頃空港に向かうので,それ以降のメールは,空港からGSMを使用して可能である。バンコク経由なので,バンコクの空港でもGSMを使用して,メールが読めるだろう。
前回2年半前は,クルンバに滞在したが,このときはホテルからバンコクのアクセスポイントに繋げたことを思い出す。今回は,iPassがモルディブをカバーしているので,ものすごく便利になり,殆ど通信費がかからず,インターネットも含めてアクセスが出来た。モルディブには首都マレーに
Scitor のAPがあるが,Scitor はスクリプトが長くて,電話線の状態が悪いとかかり難い,これはラオスのScitor
で経験済みだが,モルディブでは調子が良かった。しかし最大スピードは9600で,インターネットを見るには少し時間がかかる。それでも,巨人が中日に連勝したときは,ニュースを仲間に提供して喜んで貰った。マクロソフトの
OutlookExpress は,メールを読むのが早くて便利であった。しかし,最初に泊まった
Bandos Resort は,電話線の出口が用意してあったが繋がっておらず,ホテルのエンジニアーを呼んで,上の写真のような始末と相成った。次に泊まったFull
Moon Resort は問題なかった。
マレーから飛行機で約1時間,500km離れたガン島には,Ocean Reef Club
と言うホテルがある。離れ島にしては立派なリゾートホテルで,ヨーロッパの観光客で賑わっていた。しかし,残念ながら部屋には電話はなく,リセプションに直通の電話機があったので,これでマレーの
Scitor に繋ぐべく頑張ってみた。しかし,例の通り,Scitor のスクリプトが複雑でかからない。4600までスピードを落としたが駄目だった。このときは,ウィンドウズのダイヤルアップでステップ毎にスクリプトを実行する方式も試してみたが,Scitorのパスワードが入るところでどうも雑音に妨げられるらしい。仕方なく諦めて,翌朝,仕事場である電力公社の事務所の直通電話で試してみると,2400まで落として繋がった。このときは,26通もメールがたまってしまっていて,全部読み込むのに30分かかってしまった。通信費は合計10ドル程度だったが,何とも30分間繋ぎっぱなしでは,仕事に差し支えてしまう。Outlook
Express はメール毎に選択してダウンロード出来ないので,一つ大きなメールが入ってしまうと,このようなとき大変である。次のバージョンアップでは是非改善して欲しいものだ。
帰途,スリランカの首都コロンボのオベロイホテルに数時間滞在した。ここは,電話のジャックが枕元と机の横にイヤと言うほど設備されている。FAXをつけたりするのだろう。ここのiPass
はScitor だが誠に快調で,スピードも28800が出て,ここに滞在中にこのホームページの追加を行った。GSMと言い,立派である。
なお,iPass については何度も書いているが,日本ではgiganet
と rimnet に加入してiPasssのネットが利用出来る。