Mobile in Angola

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1998年6月8日成田発,パリ(ホテル日航パリ)を経て,10日アンゴラの首都ルアンダ到着,ルアンダに18日まで滞在(ホテルメリディアン),19日アンゴラを発ってジンバブウェの首都ハラレに到着,一泊の後20日ハラレを発って一挙にヨハネスブルグ,シンガポールを経て21日夕方成田帰着。この記録は,成田を出発してから18日後再び成田へ帰ってくるまでのモバイルコンピューターの記録である。


パリにて

今回のホテルは例のセーヌ川沿いのパリ・ド・日航,パリは折しもワールドカップ前夜で混雑を極めている。アンゴラのビザを取得するため2泊となるので,ホテルからのアクセスが重要となる。前回でも書いたがパリでのホテルからのアクセスには,電話線が中2線か外2線かの問題があるうえ,この日航ホテルは部屋の電話線がモバイル用に出来ていない。やはりだめだろうなと思いながら部屋に入ったところ,今回の部屋は見事に環境が整っている。下の写真を見ていただきたい,机の下に見事に日本式のジャックとフランス式のジャックの二つのソケットが用意されているではないか。ということは,ここの日航ホテルはどうも二種類部屋があって,前回宿泊したように全く配慮がなされていない部屋と,今回のように完全に配慮がなされている部屋があることになる。しかしこの日本式のジャックの場合はやはり中2線の問題があるようだ。今回はフランス式のジャックを使用したので全く問題はなかった。なお,ここではプロバイダーとしてはIBMでも Compuserve でも良いが,私は得意の iPass を使用した。


パリの日航ホテルの電話ジャック
部屋によってこれがないところがある


アンゴラの首都ルアンダにて


今回入ったメリディアンは,一泊200ドルもするのに設備は極めて悪い。市内の電話線は最近日本の無償が入ってかなり良くなったと言うことであるが,問題はホテルの内部である。まずいつものようにエンジニアーを呼んで手持ちの長いコードを繋ぎ込んで貰う。ルアンダは iPass のアクセスポイント(33-8774)があり,iPass のウィザードをセットする。呼び出すがどうしても繋がらない。モデムを通さずにダイヤルするとどこに問題点があるかはっきりする。やはり市内に電話するにしてもなかなか繋がらないことが分かる。結局,50回ほど連続的にダイヤルするようにしておいて他の仕事をしていると,本当に20回に一回程度繋がることが分かった。一旦繋がってしまうと極めて安定していて調子がよい。これで何とか滞在中のメール読みを行う。インターネットも読めるし一応目的は達した。他のホテルも同じように繋がりにくいらしく,問題は市内の配線のようだ。

同行したオリエンタルコンサルタントの方は衛星電話をホテルの部屋から使用していた。写真にあるように,これはモデム内蔵でパラレルポートに繋ぐもので,一度試してみたがどうも私の機械ではパラレルポートがスキャナーなどと交錯していて旨く行かなかった。設備の購入に40万円ほど係り(随分安くなった),非常に重たく,更に1分間4ドルもかかるので,個人で購入するには問題がありそうだ。



携帯衛星電話とデーター通信
左がアンテナ,中央が電話機


ジンバブウェの首都ハラレ


さすがにハラレのホテルはすばらしい。iPass で何の問題もなかった。ルアンダの後だけにその快適さが身にしみた。

後は,空港待合室でのヨハネスブルグ,シンガポールであるが,いつものようにGSM携帯電話が使用できたので問題なし。


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