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2001年4月1日 ー 私の技術的知見とJICA開発調査との接点,足立隼夫専門員退任(鉱工業調査部)記念講演レジメ ー 私のJICA専門員退職に当たり,鉱工業調査部が,実に2時間の講演の機会を与えて下さいました。テーマーは,主として水力関連の開発調査の手法に関係したもので,私も張り切ってやらせていただきました。大竹資源調査課長の,「足立さん,最後に全部吐き出しておかなければ,健康に良くないだろう」の言葉にあるように,幹部を交えての講演会で,すっきりして次の仕事に就かせていただきます。全部で,大小交えて30項目を取り上げましたが,最後の3項目は,JICA全体の記念講演に使わせていただいたものです。プレゼンテーションに使用した内容ものせています,図表など,少し重いですが,我慢して下さい。「専門」とは水の波紋のようなもの,中心はまさしく自分そのものであるが,弱くなりながらも波紋は無限に広がって行くものだと思います。JICAのプロジェクトに参加する場合も,自分の専門の波紋の中心にそのプロジェクトが位置することは,一般には非常に難しい問題です。しかし,私の場合は,この13年間の仕事は,少なくとも資調課との関係に於いては,殆ど波紋の中心にあった,と言っても差し支えないと思います。出来るだけ波紋の中心から話をはじめさせていただきます。
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